こんにちは、看護師の池田です。
最近、子宮頚がんワクチンや子宮がん検診のキャンペーンCMを見かけるようになりました。
当院でも予約制で予報接種を受け付けています。
今年4月から定期接種、キャッチアップ接種が始まり、患者さんから子宮頚がんワクチン接種をした方が良いんでしょうか?と相談を受けることが増えました。
私達親世代は打ったことがないワクチンですし、積極的な接種を控えている時期もあったりしたので、何となく思いきりがつかない方もおられると思います。
子宮頚がんは若くても性行為の経験のある女性なら誰にでも発症のリスクがありますし、無症状のままジワジワと進行することもあります。自分や家族のライフスタイルだけでなく命にも関わる怖い病気です。私にも接種対象の娘がいます。罹患のリスクを減らせるならどこかのタイミングで接種した方が良いのだろうとも思っていますが、医療従事者の私も悩むくらいなので 対象年齢のお子さんをお持ちの方はもっと悩まれるんだろうかと想像します。
ワクチンは効果はありますが、新型コロナワクチンでも問題になったように人によっては副反応がでたりすることもあります。
子宮頚がんワクチンも同じです。
幼児期に受ける麻疹、風疹、水疱瘡のワクチン、それから新型コロナウイルスワクチンなどは個人防疫と集団防疫の両方を目的にしていますが、子宮頚がんワクチンはどちらかというと個人防疫を目的にしています。
自分のためのワクチンです。
自治体からのお知らせに目的や 副反応 その後の対応が詳しく記載されているので、
良く目を通して、家族で相談をされてから
接種受診を決めてくださいね。
ここのところ朝夕が少しずつ涼しくなってきたように感じます、秋が近づいているんですね。
季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。
バランスの良い食事をとり、疲れたら早めの休息を☘️