こんにちは。スタッフの楢崎です。
寝苦しい夜から涼しくなり、肌寒い朝を迎えるようになりました。
緊急事態宣言も延期となり、みなさん不要不急の外出はしないよう、継続して感染対策していきましょう。しかし、息抜きは大切ですからね、上手に自分と向き合っていきましょう。
今回のブログのテーマは『子宮頸癌』です。
私自身、「子宮頸がん検診」を受けましょう、というお知らせが届き、先日検査を受けました。
人間ドックを受けておられる方はもうすでに検査をした方もおられるとは思いますが、中には知ってはいるがまだ検査したことないという方もおられると思います。
検査を受けるにあたり迷われてたり、内診に抵抗があり検査ができてないという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
検査方法としては、内診台へあがり、子宮頸部をブラシで擦り、検体を採取します。
子宮頸癌は子宮頸部へのヒトパピローマウイルス(HPV)感染により発症する悪性腫瘍です。女性生殖器癌の中では子宮体癌に次いで2番目に頻度が高いと言われています。
特徴は、多産婦に多く、若年者(好発年齢:30~40歳代)に多いです。
初発症状として、不正性器出血、接触出血(性交時)です。
どの病気にも言えることですが、早期発見・早期治療が大切です。
そのためにはがん検診を受けることをおすすめします。
当院では人間ドックでのオプションとしての希望の際は窓口が健康管理室となり、保険診療として希望の際は婦人科外来が窓口となります。
子宮体がん検診に関しては人間ドックでのオプションはできませんのでご注意ください。
また、子宮体がん検診を受ける場合は保険診療となります。婦人科外来までお問い合わせいただき予約をお願いします(13:00~16:00)。
子宮頸癌はHPV感染により発症するため、ワクチンでの予防が可能です。
当院での予防接種は可能ですが、午前中のみの受付となっており、完全予約制となります。
なお、「日本産科・婦人科学会」「日本産婦人科医会」のホームページにワクチンについて一般向けに詳しい説明があります。しっかり内容を確認されたうえでの予約をお願いします。また、ワクチンは取り寄せになります。予約された際にはキャンセルはできませんのでご了承ください。